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閑話究題 XX文学の館

地下本基礎講座


開講挨拶

この度無謀にも地下本基礎講座なるものを開講することに致しました。 当館のコンテンツはある程度の知識を前提にしたものが多いため、興味はあっても初心者には分かりずらいのではないだろうか、と計画段階から憂慮していました。 これを補うため、談話室に「基礎知識いろいろ」のタイトルで、最低限必要と思われる地下本界(どんな世界じゃ)に首を突っ込むための知識をまとめる予定でいました(ほぼ公開できる状態になっていた)。 しかし、内容が中途半端の割には文章だけでかなりの量になり、公開を躊躇していた経緯があります。 そんな折り、画像も入れてより分かり易くした講座形式したらどうだろうかと唐突に思い付きました。 思い立ったが吉日(ん?今日は仏滅だぁ!)、取りあえず「基礎知識いろいろ」の章立てを少しアレンジした講座概要を作成しました。

地下本発禁本とでは明確な違いがありますが、現実には重なる部分も相当ありますので、入り乱れた内容になってしまうかも知れません。 また、最新の説を中心に組み立ててしまいますと諸本の解説との間で混乱をきたしてしまう恐れがありますので、明らかに間違っているもの以外は極力従来の説を踏襲した形で進めたいと思っています。 成る可く分かり易いように工夫して行きたいとは思いますが、基礎と言いながら全く基礎にも入門にも成っていないと感じられた場合は、館主の筆力の限界とお許し下さい。

そんなものを知ってどうするのだ、何の役に立つのだ、との言も有りそうですが、ハッキリ言って何の役にも立ちません(きっぱり)。正論です。 只、便利だ、有益だ、と言うばかりでは無く、何の役にも立たないこと、無駄なことでも突き詰めて究めてみようと考えることがあっても良いのではないでしょうか。 そんなことが出来る余裕がある世の中であって欲しい、そんな人生を送りたい、というのが館主の願望です(現実は極めて厳しいっす。涙涙涙…)。

と言う訳で、無駄な知識でも脳味噌の片隅に入れておこうかと考えた奇特な方は、本講座をお楽しみ下さい。

  平成12年11月仏滅   館主


講座内容

話の流れによっては、一部内容が変わるかも知れませんが、取りあえず下記を予定しています。

往時の地下本も、現在では公刊される時代です(世の中変わりましたねぇ)。しかも文庫という手軽さ、著名な作品であれば無削除の完全版が楽しめます。 これら現時点で入手可能な地下本作品の情報も公刊本として掲載しました。


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