閑話究題 XX文学の館 片篇集
原典雑誌(総)目次
相対会の初期に雑誌の形で販売、頒布されたものの目次を整理しました。当館に原本が所蔵されていないものに就いては、戦後に刊行された復刻版を元に復元を試みました。復刻版には曖昧な部分もありますので、完全な形での復元は難しいと思いますが、目安にはなるのではないかと考えています。尚、「相對」のノンブルは通巻になっていますので、各号の開始と終了の値を記載しました。但し、第一集、第二集を横組から縦組にしたり、第三集、四集がガリ版から活字に変るなどの状況変化が結果としてノンブルの統一性を壊すことになり、原本と復刻版の間では異なったノンブルになっています。やむお得ないので、今回は「相對」第一集、二集、五、六集〜十二集、叢書「相対」は元々の原本のノンブルを、それ以外は復刻版のノンブルを採用しました。
相對
第壹集 |
頁数 | 1 〜 36 |
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刊年 | 大正二年一月二十日 |
目次 | 表紙 |
挨拶 | 表紙裏 |
主たる問題 性的經驗と對人信仰 | 1 |
春的經驗、春的氣分 | 4 |
春的性感 | 9 |
焦慮に伴ふ醒(正しくは目編)覺時の遺精の一例 | 13 |
人にも祈る | 18 |
幸運不運 | 2 |
若きニユートンの幸運 | 29 |
山の上の出來事(想像) | 33 |
第二集 |
頁数 | 37 〜 68 |
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刊年 | 大正二年三月廿五日 |
目次 | 表紙 |
社告、第三集内容豫定 | 表紙裏 |
週期末の特徴(男に於ける) | 37 |
日記の抜き書き(週末期の特徴に關する) | 47 |
自慰の意義及び効果(一) | 52 |
自慰の實例(女に於ける) | 54 |
淡影録 | 63 |
自慰の習慣の性的分布 | 64 |
若干の用語に就いて | 66 |
挨拶 | 67 |
第三集、第四集 |
頁数 | 69 〜 116 |
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刊年 | 大正二年九月二十五日 |
目次 | 1 |
第三集 |
性友及び戀人(非春的性愛と春的性愛)(1) | 69 |
自慰の實例(女に於ける)(2) | 83 |
自慰の習慣の性的分布(2) | 91 |
第四集 |
自慰の意義及び効果(2) | 95 |
自慰の実例(女に於ける)(3) | 97 |
幼年時代の性愛 | 105 |
第五集、第六集 |
頁数 | 117 〜 166 |
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刊年 | 大正二年九月十日 |
目次 | 表紙裏 |
少年時代の性愛
- 代表的實例
- 子供の時の愛が後々まで續いた例
- 掛け離れた年上者に對する性愛の實例
- 幼年時代から青年時代に至る愛の發達工合の例
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ベル | 117 |
自慰の意義及び効果(三) | 141 |
週末期の煩惱の實例 | 144 |
睡眠中の春的經驗の一例 | 149 |
睡眠中の自發性春的經驗(一) |
エリス | 151 |
誣えられたる自慰 |
エリス | 163 |
第七集 |
頁数 | 167 〜 187 |
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刊年 | 大正四年三月三日 |
目次 | 表紙裏 |
自慰の種々なる形式 |
エリス | 167 |
閨の御愼みの事(性的教育の一例) | 184 |
第八集 |
頁数 | 189 〜 208 |
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刊年 | 大正四年七月十五日 |
目次 | 表紙裏 |
膀胱の夢と春的の夢 |
エリス | 189 |
MES SONGES EROTIQUES No.1 |
Y.Y | 193 |
恋の成長(第一例) | 200 |
第九集 |
頁数 | 209 〜 236 |
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刊年 | 大正五年一月八日 |
目次 | 表紙裏 |
サード風とマゾフ風(一) | 209 |
恋愛と陵辱(サード風の一例)
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無名氏 | 213 |
第十、十一、十二集 |
頁数 | 237 〜 292+2 |
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刊年 | 大正五年一月三十日 |
目次 | 表紙裏 |
第十集 |
挨拶 | 237 |
野枝子の動揺に現はれた女性的特徴(一) | 239 |
知識の樹の果(一) | 252 |
第十一集、第十二集 |
相對の會報告
- 第一回相対の会出品目録(大正四年四月)
- 第二回相対の会出品目録(大正四年九月)
- 第三回相対の会出品目録(大正四年十二月)
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無名氏 | 261 |
相對(第一年第一集――第十二集)内容目録 |
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第一年 |
頁数 | 1 〜 292 |
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刊年 | 大正五年五月(?) |
「第十三集」は分割して頒布された様子も窺えるため、冊子の形態であったかどうかは不明です。
最近第十三集に当る原典を入手しましたが、やはり冊子ではなく、雁皮紙(230mm×300mm)に活字印刷したものをそのまま頒布したものでした。後のガリ版資料の先駆をなすものです。尚、小倉清三郎名義のものは資料ではなく、会員通信です。(平成十六年五月四日)
第十三集 第二年第一期 |
頁数 | 263 〜 327 1 〜 70 |
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刊年 | 大正五年二月〜五月(?) |
目次 | 1 |
大正五年二月 | 小倉清三郎 | 1 |
恋愛と陵辱 サード風の一例(二) | 265 3 |
冬子女史の記録 | 268 6 |
大正五年三月 | 小倉清三郎 | 17 |
唄に於ける春的要素 | 281 21 |
大正五年五月上旬 | 小倉清三郎 | 41 |
落語に於ける春的要素(一) | 302 45 |
報告
大正五年十一月 |
頁数 | ?? 〜 ?? |
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刊年 | 大正六年二月 |
大正五年十二月 |
頁数 | 329 〜 355 |
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刊年 | 大正六年四月五日 |
目次 | 1 |
唄に於ける春的要素(三) | 329 |
途上に於ける性的教育(一) |
小倉清三郎 | 344 |
夫婦生活(一) |
小倉清三郎 | 345 |
夫婦生活の十日間 | 349 |
会計報告 |
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大正六年一月・二月・三月 |
頁数 | 357 〜 433 |
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刊年 | 大正六年五月二五日 |
目次 | 1 |
今回の報告に就いて |
小倉清三郎 | 357 |
結婚後の感想 |
SR | 360 |
(姉の手紙) | 394 |
結婚前記 |
NY | 399 |
(兄の手紙) | 425 |
大正六年四月・五月・六月 |
頁数 | 435 〜 538 |
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刊年 | 大正六年九月十五日 |
目次 | 1 |
今度の報告に就いて | 435 |
思ひ出 |
Y子 | 437 |
(S氏の手紙の一節) | 515 |
(Y子の手紙の一部) | 416 |
始めて見た世界 |
MASAGO | 519 |
春的刺激としての裸態(実例一) |
たけのは氏 | 525 |
唄に於ける春的要素(四)(野坂氏報の分) | 529 |
叢書「相對」
第一編 |
頁数 | 31 |
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刊年 | 大正七年一月三十日 |
目次 | 表紙裏 |
挨拶 |
小倉清三郎 | 1 |
偶然の幸不幸
- 幸運不運
- 若きニュートンの幸運
- 私の不運な友人
- ダーウインの幸運(一)
- ダーウインの幸運(二)
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小倉清三郎 | 3 |
第二編 |
頁数 | 44 |
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刊年 | 大正九年三月十五日 |
目次 | 表紙裏 |
挨拶 |
小倉清三郎 | 1 |
人間の尊さと性的生活
- 人間――人間の生活――男性――女性――性的生活――性的特徴――性的經驗
- 人の尊さ
- 山の中の生活――私に取つての人の尊さ
- ~に對する心――人に對する心
- 人の惠み――大きな願い――狭い範圍の愛の生活
- 人間の生活――性的生活
- 人間の存在のあり得るための事情――交接の尊さ――交接のために必要な事情――戀の尊さ――之までの間違――間違いの起こつた譯――人間の誠
- 性的生活を形作る一切の要素の尊さ――それらの要素に就いての知識の尊さ――私の骨折り
- 學問藝術――風俗――私の周圍――私の願
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小倉清三郎 | 3 |
研究報告
聯想の媒介による春的刺激の増加 |
小倉清三郎 |
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操の印章 |
ほうせんくわ |
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最初の経験 |
かささぎ |
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