入口 > 秘本縁起 > 蚤の自叙伝 > 戦後編戦前編公刊本編

閑話究題 XX文学の館 秘本縁起 蚤の自叙伝

戦後に刊行された
「蚤の自叙伝」


戦後に刊行されたものは余りありません。長編であることと、物語性に欠けていることが出版を難しくしているのではないでしょうか。あればかりの描写では幾ら何でも……。


蚤の自叙伝〔C〕

〈世界名作性小説〉「蚤の自敍傳」の第二巻として、 文芸資料研究会版の前編『ベラーさんの話』の第二章の途中から第四章の途中までをリライトしいたものです。 第一巻のあらすじと、乱丁のお詫びが巻頭にありますので、第一巻は出ているのでしょうが、続巻がどうなっているのかは不明です。

蚤の自叙伝〔C〕
表紙
本文
判型128×176頁数64頁
造本ガリ版、袋綴、雁ダレ表紙
目次 第二章(承前)〜 第四章(途中まで)

内題は「僧院の夢」となっており、文芸資料研究会版の前編『ベラーさんの話』を総てリライトしています。刊行時期が戦前か戦後か迷ったのですが、紙質や活字の使い方から戦後と判断しました。

表紙
本文
判型125×173頁数88頁
造本大和綴
目次 『ベラーの話』一 〜 六

蚤十夜物語〔A〕

文芸資料研究会版の前編『ベラーさんの話』の第一章と第三章の抜粋です。内容から見ますと「蚤十夜物語」〔B〕が元版のように思えます。

表紙
本文
判型111×161頁数100頁
造本ガリ版、袋綴

蚤の自叙伝〔D〕

表紙、扉共に表題がありません。表紙に貼ってあるのは、公刊本である東京書院の「蚤の浮かれ噺」のカバーを切り抜いたものである。 文芸資料研究会版全篇のリライトです。

蚤の自叙伝〔D〕
表紙
本文
判型136×193頁数242頁
造本ガリ版、アンカット、雁ダレ表紙
目次 第一章 〜 第十二章

入口 > 秘本縁起 > 蚤の自叙伝 > 戦後編戦前編公刊本編