雑誌【あまとりあ】三巻二号(あまとりあ社、昭和二十八年二月)に限定千五百部で最初の会員募集の案内が出された時、それを見た人の反応はどの様であったのであろうか。公刊誌である【あまとりあ】に広告が出ていた程なので、地下出版の雑誌と言うイメージは一般読者には無かったかもしれない。只、『年令満三十才以上の男女』
と会員の年令制限をしたことと、会費が月百五拾円(【あまとりあ】は九十七円、地方賣価百円)という少しばかり高額であることに何かを感じた人は少なく無かったのではあるまいか。
当初は【あまとりあ】の延長線上にあり、文章表現は幾分どぎつい感じがするが、図版は【あまとりあ】と同様肝心の個所の無い部分図であった。しかし、広告が掲載され無くなった七号辺りから内容がエスカレートして行き、文章は勿論、図版もノーカット版が掲載されて行く。完全な地下出版への変貌である。
編集と発行を兼ねていた広橋梵は高橋鐵直系の人物で、本誌は半年後に発行されることになる日本生活心理学会の会誌【セイシン・リポート】の事実上の露払いとしての役割を担ったことになる。
執筆陣は【あまとりあ】でお馴染みの高橋鐵を初め、医学博士押鐘篤、近世文芸研究家の岡田甫、花咲一男、中国関係では伏見冲敬、美術の原浩三、作家の龍膽寺雄の他、斎藤昌三、大場正史、武野藤介、三宅一朗と言った当時の公刊軟派誌並の豪華さを誇っている。「高資料」として知られる性体験手記が最初に発表されたのも本誌である。僅か二編のみであったが、後に陸続として発表されることになる同資料の先駆けとなったものである。
昭和二十九年六月、日本生活心理学会を初めとした会員制の雑誌を発行している各会が軒並み当局の手入れを受けたが、生活文化資料研究会はその最大のターゲットの一つであった。発行当初は【セイシン・リポート】の露払い的な役割も担っていたが、結局は足を引っ張ることになってしまった。その被害の大きさから、無理して生活文化資料研究会を継続させるよりは、新たな組織で再出発した方が得策との判断をし、同会は解散することになる。そして、後続誌の【造化】(造化研究会)は更に内容をエスカレートさせて行くことになる。
生活文化(全十四冊) | ||
---|---|---|
判型 | A5判 | |
編集 | 広橋梵 | |
発行 | 広橋梵 | |
発行所 | 生活文化資料研究会 | |
刊年 | 昭和二十八年二月十五日 〜 昭和二十九年五月十日 |
創刊号 | ||
---|---|---|
頁数 | 56頁 | |
刊年 | 昭和二十八年二月十五日 |
目次 | ||
---|---|---|
木版彩色口絵一葉(古土佐派の絵巻より) | 3 | |
口絵写二葉七図「土佐派の男女像」 | 高橋 鐵 解説 | 5 |
(巻頭言) | 9 | |
ヴァン・デ・ベェルデ批判(1)
|
押鐘 篤 | 10 |
花電車と括約筋 | 比企雄三 | 14 |
早漏苦との格闘
|
橋爪檳椰子 | 16 |
二つの性科学討議
|
高橋 鐵 | 21 |
弄戯奇譚
|
龍膽寺 雄 | 28 |
『犬』の性慾描寫 | 齋藤昌三 | 35 |
譯注 百戰必勝 | 伏見冲敬 | 38 |
アラビア女陰異名考
|
大場正史 | 44 |
陰名随筆
|
花咲一男 | 48 |
性的英語辞典(A〜C) | 49 | |
「逸著聞集」の一章 | 岡田 甫 | 54 |
編集後記 | 裏表紙裏 |
2号 | |
---|---|
頁数 | 57頁 |
刊年 | 昭和二十八年三月十五日 |
目次 | ||
---|---|---|
口絵写真:二葉八図「北齋」 | 3 | |
木版彩色貼込口絵(万福和合人) | 7 | |
(巻頭言) | 9 | |
りんが よ に 男根・女根入門考
|
高橋 鐵 | 10 |
ヴァン・デ・ヴェルデ批判(2)
|
押金 篤 | 18 |
性感とオルガスムス | 宇佐見正夫 | 20 |
われらが神よ ― 聖書随想
|
三宅一朗 | 26 |
大願成就法
|
ヴェルヴィル 小西茂也 | 29 |
譯注 百戰必勝 <第二回>
|
伏見冲敬 | 32 |
陰名随筆(2)
|
花咲一男 | 38 |
性的英語辞典(C〜E) | 39下 | |
デルタ 陰裂の美
|
原比露志 | 44 |
同性愛的性歴
|
龍膽寺 雄 | 49 |
白き日の妖術 | 薔薇蒼太郎 | 52 |
性感不全の妻に養われる病夫の問題 | 高橋 鉄 | 54 |
編集後記 | 裏表紙 |
3号 | |
---|---|
頁数 | 57頁 |
刊年 | 昭和二十八年四月十五日 |
目次 | ||
---|---|---|
口絵写真:二葉四図「国貞」 | 3 | |
木版復刻(今様三体志)(筆注:未掲載と思われる) | 7 | |
性交の目的は何か? ヴァン・デ・ヴェルデ批判(3)
|
押鐘篤 | 9 |
性交態位俗名考
|
木村芳郎 | 11 |
「あるす・あまとりあ」研究(1) | 17 | |
同性愛的性歴(2)
|
龍胆寺雄 | 18 |
バビレスキー反射 | 武野藤介 | 24下 |
あしあと
|
松平布美子 | 25 |
倒錯放浪記
|
荒井常雄 | 29 |
陰裂の美
|
原比露志 | 34 |
録音による一つの記録 | 40 | |
たほしみ列車
|
三宅一朗 | 40下 |
徳川性典大鑑遂に完成!! | 43 | |
陰名随筆(3)
|
花咲一男 | 44 |
艶本序文集
|
中野榮三 | 48 |
明治の春本について | 青山 繁 | 52 |
末番句明治篇 | 水戸抱夢 | 55 |
編集後記 | 裏表紙 |
4号 | |
---|---|
頁数 | 58頁 |
刊年 | 昭和二十八年六月十五日 |
目次 | ||
---|---|---|
口絵写真:二葉四図(北齋) | 3 | |
貼込口絵(今様三体志) | 7 | |
性毛運命論序説 | 西島実 | 9 |
寢室秘事雑筆 | 帆田春樹 | 10 |
陰名随筆(4)
|
花咲一男 | 14 |
艶本序文集 第二段
|
中野榮三 | 18 |
倒錯放浪記
|
荒井常雄 | 23 |
あしあと(2)
|
松平布美子 | 27 |
一生の性歴 | 岡田 甫 | 32 |
「あるす・あまとりあ」研究(2) | 本文差込 | |
性的英語辞典(F〜G) | 34下 | |
のぞき綺談 | 三宅一朗 | 36 |
訳註 百戰必勝 <第三回>
|
伏見冲敬 | 40 |
陽物神プリアプス | 原 浩三 | 44 |
大仏コンプレックス
|
広橋梵 | 50 |
艶笑文学中の性具 ―女性用自慰具の場合― |
蓮池一郎 | 56 |
梵天交遊録 | 裏表紙 | |
編集後記 | 裏表紙 |
5号 | |
---|---|
頁数 | 57頁 |
刊年 | 昭和二十八年六月三十日 |
目次 | ||
---|---|---|
口絵写真:二葉四図「国芳傑作選」 | 3 | |
貼込口絵(当盛水滸伝) | 7 | |
民族比較態位考 | 坂ノ上言夫 | 3 |
腎虚の破}句 | 宇佐美正夫 | 13 |
御釜の製造並び使用法 | 岡田 甫 | 19 |
アリューシャン列島の性生活 | 12下 | |
性的英語辞典(G〜H) | 21下 | |
「あるす・あまとりあ」影絵 | 17 | |
聖器正名説
|
荒井常雄 | 22 |
陰名随筆(5)
|
花咲一男 | 29 |
艶本序文集 第三段
|
中野榮三 | 33 |
エレクチン | あまとりあ代理部 | 37下囲 |
訳註 百戰必勝 <第四回>
|
伏見冲敬 | 38 |
FLOSSIE Venus of fifteen
|
A.C.スインバーン 広橋 梵訳 | 41 |
腎情歌集 | 46下囲 | |
惡魔燈篭
|
石川尭 | 47 |
腎情歌集 | 珍遊亭可笑 | 57 |
編集後記 | 裏表紙 |
6号 | |
---|---|
頁数 | 66頁 |
刊年 | 昭和二十八年八月二十五日 |
目次 | ||
---|---|---|
口絵写真:三葉九図「納涼怪奇展」 | 3 | |
破瓜のエピソオド | 三宅一朗 | 9 |
性的俗諺抄 | 武藤秋一 | 13 |
怪奇猥談会
|
15 | |
会員性史集 | ||
秘戯見聞抄 | 帆田春樹 | 24 |
女給哀歌 あしあと 3 | 松平布美子 | 27 |
痴呆の告白
|
川上 順 | 29 |
交合の後悲し
|
花咲一男 | 33 |
實娯教繪抄(上) | 中野榮三 | 37 |
☆江戸艶本傑作選について☆ | 42下囲 | |
惡魔燈篭(II)
|
石川尭 | 43 |
FLOSSIE 十五歳のヴイナス |
A.C.スインバーン 広橋 梵訳 | 48 |
燈草禪師傳(その一) ―中国好色一寸法師物語―
|
高 則誠作 伏見冲敬訳 | 53 |
特別附録 | ||
釈花八粧矢的文庫 | 56 | |
「生活文化」第七号予告! | 65下囲 | |
編集後記 | 裏表紙 |
7号 | |
---|---|
頁数 | 65頁 |
刊年 | 昭和二十八年十月十五日 |
目次 | ||
---|---|---|
口絵写真:三葉六図「女性陰毛展」 | 3 | |
浮世絵陰毛考
|
高橋鉄 | 9 |
舐める祭式 | 坂ノ上言夫 | 14 |
自己色情の美術
|
原 浩三 | 16 |
「生活文化」第八号予告! | 20下囲 | |
会員性史集その2 | ||
あしあと 女給哀歌
|
松平布美子 | 21 |
痴呆の告白(下)
|
川上 順 | 24 |
實娯教繪抄(下) | 中野榮三 | 28 |
完譯 FLOSSIE ―十五才のヴィナス―
|
A.C.スインバーン 広橋 梵訳 | 40 |
燈草禪師傳
|
高 則誠作 伏見冲敬訳 | 46 |
秋がわき猥談会
|
33 | |
旅枕五十三次 | 恋川笑山作 | 50 |
旅枕五十三次解説 | 菅原次郎 | 57 |
釈花八粧矢的文庫 二の巻 | 58 | |
美臀女~頌 ―堀口大学に捧ぐ― |
石川尭 | 43 |
編集後記 | 裏表紙 |
8号 | |
---|---|
頁数 | 66頁 |
刊年 | 昭和二十八年十一月二十五日 |
目次 | ||
---|---|---|
口絵写真:二葉六図「日本艶情画集 の内より」 | 3 | |
あななしまんこうせう 鎖陰漫考抄 ―女陰閉鎖について― |
坂ノ上言夫 | 9 |
限定秘版について! | 14囲 | |
娼婦に子宮はない | 石川尭 | 14下囲 |
昨日波今日能物語
|
石川尭 | 15 |
会員性史集「その3」 | ||
椿の童貞
|
万江ハナ(神奈川県) | 22 |
女給哀歌「あしあと」(5) | 松平布美子(東京) | 28 |
開談・玉の物語 | 花咲一男 | 32 |
会員投稿 性的俗諺批判 |
上田鹿園 (大阪ことばの会) | 36 |
狂へる姉弟
|
武野藤介 | 38 |
バイロス画集について | 広橋 梵 | 43下囲 |
アラビヤンナイトの秘章 うなぎ床(淫亂娘) |
三宅一朗訳 | 44 |
―お詫びとお知らせ― | 47下囲 | |
完譯 FLOSSIE | A.C.スインバーン 広橋 梵訳 | 48 |
あるす・あまとりあ 62型一覧表の内 | 本文差込 | |
旅枕五十三次 その二 | 52 | |
釈花八粧矢的文庫 三の巻 | 56 | |
フランス艶笑小咄 いすとわある・ごうろわあず
|
花町右門譯 | 63 |
編集後記 | 裏表紙 |
9号 | |
---|---|
頁数 | 66頁 |
刊年 | 昭和二十九年一月十日 |
目次 | ||
---|---|---|
口絵写真:二葉六図「日本艶情画集の内より(2)」 | 3 | |
閨房新風説 ―夫婦生活にマゾを自然に接取する話― (1) |
松井確太郎 | 9 |
王朝の花芯 | 薔薇蒼太郎 | 17 |
遂に完成!! 只今配本中!! | 22下囲 | |
会員性史 No.4 | ||
自慰記
|
大門兵衛 | 23 |
オナニーからくろおとへ 自慰―賣笑婦 …玄人女二百人斬… |
落合孝三郎 | 27 |
童貞献上 …始めて女の穴を知った噺… |
龍崎孝一 | 29 |
会員性史について | 34下囲 | |
二つの予審調書 ―艶本詮索咄― |
青山 繁 | 35 |
淫液にまつわる或る日の幻想 | 村上芳樹 | 40 |
「あるす・あまとりあ」研究(5) | 本文差込 | |
閨中始末記 ―ねやのあとしまつ― |
中野榮三 | 45 |
「淀君亂淫録」に見えたる態位につきて | 菅原次郎 | 49 |
たびまくら五十三次 その三 | 51 | |
特別附録 無始女嘉根 | 沼田哦眉丸画作 | 59 |
読者の聲 | 65 | |
編集後記 | 裏表紙 |
10号 | |
---|---|
頁数 | 66頁 |
刊年 | 昭和二十九年二月一日 |
目次 | ||
---|---|---|
口絵写真:二葉六図「日本艶情画集の内より【張り形六佳撰】」 | 3 | |
輪姦願望
|
水野澄江 | 9 |
閨房新風説(2) | 松井確太郎 | 38 |
特別附録 | ||
たびまくら五十三次 その四 | 47 | |
無始女嘉根 中の巻 | 55 | |
「あるす・あまとりあ」研究(6) | 本文差込 | |
あらびや艶笑譚 道化師と上臈 |
大場正史 | 60 |
編集後記 | 裏表紙 |
11号 | |
---|---|
頁数 | 68頁 |
刊年 | 昭和二十九年二月二十日 |
目次 | ||
---|---|---|
巻頭口絵:二葉八図「ジユリオ・ロマノノ艶画集」 | 3 | |
高資料 輪姦願望(承前)
|
水野澄江 | 9 |
高資料について | 32下囲 | |
誘惑女人姿態抄 | 帆田春樹 | 33 |
美のカテゴリイ | 石川尭 | 39下囲 |
二つの予審調書(完) | 青山 繁 | 40 |
騒聲喃語集(1)
|
武野藤介 | 45 |
会員性史投稿清規 | 47下囲 | |
完譯 フロッシイ ―15才のヴイナス― |
広橋 梵訳 | 48 |
いんすい奇譚
|
室町三三 | 51 |
特別附録 | ||
たびまくら五十三次 その五 | 61 | |
無始女嘉根 下の巻 | 56 | |
「あるす・あまとりあ」研究(6) | 本文差込 | |
会員談話室 | 67 | |
編集後記 | 裏表紙 |
12号 | |
---|---|
頁数 | 64頁 |
刊年 | 昭和二十九年三月二十五日 |
目次 | ||||
---|---|---|---|---|
口絵写真:一葉三図「現代日本女性陰毛実寫」 | 3 | |||
高資料2 窃視録(前篇)
|
若林悦郎 | 5 | ||
高資料について | 35下囲 | |||
フロッシイ
|
A・C・スインバーン 広橋 梵訳 | 46 | ||
台湾猥談 | 42 | |||
会員性史 | ||||
女體開眼 ―ある一主婦の性歴― |
松本好子 | 43 | ||
童貞献上(2) | 龍崎孝一 | 46 | ||
『艶夢』解 | 廣田伯三 | 49 | ||
閨房新風説(完) ―夫婦生活にマゾを自然に接取する話― |
松井確太郎 | 53 | ||
特別資料案内 | 62下囲 | |||
会員談話室 | 63 | |||
附録 あるす・あまとりあ研究(6) | 本文差込 | |||
編集後記 | 裏表紙 |
13号 | |
---|---|
頁数 | 70頁 |
刊年 | 昭和二十九年四月二十日 |
目次 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
態位別 近代文学性愛描写 研究と鑑賞 | 武藤藤介 | 表紙裏 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
口絵写真一葉三図「窃視病的文学鑑賞」 | 3 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
男上位篇
|
5 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
女上位篇
|
31 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
立位篇
|
38 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
側位篇
|
43 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
胡坐篇
|
58 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
性愛前戯篇
|
64 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
編集後記 | 裏表紙 |
14号 | |
---|---|
頁数 | 70頁 |
刊年 | 昭和二十九年五月十日 |
目次 | ||
---|---|---|
口絵写真:三葉九図「北齋」 | 3 | |
高資料(2) 窃視録(後篇)
|
若林悦郎 | 9 |
『高資料』に就いて | 35 | |
艶笑コント 騒聲喃語集(2)
|
武野藤介 | 40 |
完訳 FLOSSIE ―15才のヴイナス―
|
A・C・スインバーン 広橋 梵訳 | 46 |
蛤漫語 | BON生 | 51下 |
破瓜異聞(1) | 松井確太郎 | 52 |
特別附録 | ||
逢身八契 | 落書庵景筆作 | 60 |
解説 | 菅原次郎 | 60 |
「あるす・あまとりあ」研究(9) | 本文差込 | |
編集後記 | 裏表紙 |